山利喜の歴史

 下町、森下で愛されて八十余年
 初代、山田利喜造が深川区(現在の江東区)森下に店を構えたのは関東大震災の復興間もない大正14年。店は大変繁盛していたそうです。しかし、、昭和20年3月10日の東京大空襲で店は消失、利喜造も命を落としてしまうことに。焼け跡には、何も残りませんでした。
 戦火から生き延びた利喜造の長男、山田要一が戦後のバラックから店を再開。調理人ではない要一が看板メニューとしたのが「煮込み」と「やきとん」でした。肉が貴重な当時、肉体労働者が多かった森下で人気を博すことになり、昭和33年には念願の店舗が当時の都電森下停車場のすぐ目の前に完成。妻山田とりみ(2003年没)と多くの方々に支えられて発展を続けました。
 要一の長男で現在の三代目主人、山田廣久は服部栄養専門学校を卒業後、フランス料理の道に進んだが、父、要一の体調不良を機に山利喜を継ぐことを決意。既存の「煮込み」「やきとん」に加えフランス料理の要素を盛り込んだメニューを次々開発。人気が人気を呼び、カウンターだけの席がカウンター+テーブル席へ、さらに2階部分まで店舗に改装。多くのお客様の期待にこたえるべく、日韓ワールドカップで日本中が湧いた2002年には森下1丁目に3階建ての「山利喜新館」がオープン、それまでの店舗は「山利喜本館」として変わらず森下の交差点で赤提灯を灯し続けました。
 2008年、建物の老朽化のため本館を改築、翌2009年11月に地上5階、地下1階(3階より上は住居)の「新」山利喜本館が完成し、12月4日に営業を再開。更なる発展を目指し店主、従業員一同励んでおります。
山利喜の歩み
1924(大正14)年  山田利喜造、当時の東京市深川区森下町に”山利喜”を開店
1945(昭和20)年  3月10日の東京大空襲により山田利喜造死去。店も消失。
1952(昭和27)年  二代目、山田要一、店を再開。「煮込み」「やきとん」を看板商品とする。
1958(昭和33)年  現在の江東区森下2丁目に店舗(”旧”山利喜本館)が完成。
1984(昭和59)年  それまでのカウンターのみの席からカウンター+テーブル席に改装。
1993(平成5)年  住居部分だった2階部分を客席に改装する。
旧本館の2階席
2002(平成14)年  江東区森下1丁目に「山利喜新館」完成。6月11日開店。
←新館の店内(2階)。
2004(平成16)年  創業80周年記念パーティを箱崎町のロイヤルパークホテルにて開催。
2008(平成20)年  改築のため山利喜本館閉店。新館と仮店舗「山利喜もりもり店」にて営業。
 (平成20年8月〜平成21年11月)
山利喜もりもり店(現在は閉店)
2009(平成21)年  ”新”山利喜本館完成。12月4日より営業再開。
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